出雲大社

出雲大社は杵築(きづき)大社ともいい、縁結びの神様としても有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀っています。

 

いわゆる国譲りの神話ですが、『出雲国風土記』には杵築大社が載っており、大国主命のために、大勢の神々が集まって宮を杵築(きず)いたという地名伝承を記しています。

 

現在の本殿(国宝)は延享元年(1744)造営されたもので、本殿は大社造り、屋根は切妻造り、妻入りで、内部は心御柱(しんのみはしら)を中心に田の字型に仕切られ、神座は向かって右から左へ向いています。屋根にそびえる千木(ちぎ)は外削(そとそぎ)で、長さ7.8m、3本の勝男木(かつおぎ)木は5.4mあります。 

出雲大社には四つの鳥居がありますが、第一の鳥居から、順を追ってお参りしましょう。

駐車場からやってくると、第二の鳥居から参拝をスタートすることが多い様ですが、第一の鳥居(宇迦橋の石の鳥居)から参拝が始まります。

 

第二の木の鳥居「勢溜の大鳥居」をくぐった後は、下り参道が続きます。(なぜ下り参道になっているのかは、自然と頭を垂れながら、歩くように、神様に頭を下げるといわれています。)

 

参道の中央は神様の通り道ですので、必ず両端を歩いて下さい。間もなく右手に小さなお社が見えてきます。こちらの祓井神(はらいどのかみ)四柱で心身の汚れを清めます。

〔四柱は、瀬津比咩神(せおりつひめのかみ)、速開都比咩神(はやあきつひめのかみ)、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良比咩神(はやさすらひめのかみ)です。〕

 

続いて、第三の鉄の鳥居をくぐって松の参道を進みます。

次に手水舎で、水で手と口を清めてください。しっかりと正しい作法を知って、実行しましょう。

 

そして第四の銅の鳥居です。青銅製のこの鳥居は日本最古と言われており、国の重要文化財に指定されています。この鳥居に触れると金運が上がる(俗説)と言われますが、出雲大社のいわれとは関係ありません。

 

☆拝殿

出雲大社では二礼四拍手一礼が基本です。拍手を打つときは片方の手を少しずらし、まず自分の住所と名前を告げ、感謝の言葉を述べてからお願いごとをします。

 

☆神馬・神牛像

鳥居をくぐるとすぐ左手に牛と馬の像があります。どちらも神様の乗り物とされる動物です。神馬は子宝を授かり、神牛は学力向上に御利益があると言われています。


☆神楽殿

大注連縄の神楽殿は、西の門を出たところにあります。本殿と同じように御神楽や御祈祷が行われます。

☆御本殿

御本殿の参拝は八足門から行います。一般には中には入ることができません。瑞垣を左回りに進み、十九社や素鵞社の各社殿をお参りします。