街散策ー矢掛編ー


旧矢掛本陣

豪商石井家は旧山陽道18番目の宿場町矢掛で、酒造業を営み本陣職を務めました。その豪壮な構えは御成門、上段の間を備え、国の重要文化財に指定されています。そもそも石井家は屋号を佐渡屋といい、寛永12年(1635年)に本陣職を命じられたと伝えられています。

本陣の建物は江戸時代中期に建てられてましたが、裏門・西蔵・酒蔵などを除き、本陣施設としての御成門・玄関・御座敷など主要建物は江戸時代後期(天保年間~安政年間)にかけて再建されました。敷地面積3,200㎡、間口約36m、奥行約90mになります。全国の宿場町でもその例を見ない、 妻入りの民家が多く、また塗屋造の重厚な造りの民家が存在し、町並みには独特のリズム感と、白壁・虫籠窓・張り瓦などの建築美を見ることができます。


旧矢掛脇本陣高草家
本陣の予備にあてられ、当時、宿場の両替商で庄屋役でもあった髙草家が選ばれました。特に白壁、張瓦の堅固な建築様式が美しいです。本陣から400mの所にあり、本陣と共に国の重要文化財に指定されています。