街散策ガイドー津山路編ー


津山城(鶴山公園)

 

津山藩初代藩主・森忠政が12年の歳月をかけて1616(元和2年に完成させた平山城。1873(明治6)年の廃城で建物はすべてとり壊されてしまったが、2005(平成17)年に城内最大規模の櫓で、内部は畳敷きの御殿様式という特徴を持つ「備中櫓」を復元させた。城跡の鶴山公園には数千本の桜が植えられ、「日本のさくら名所100選」にも選ばれている。

   津山さくらまつり…4月1日から15日まで

   藤/5月頃

   平戸つつじ/5月頃

   彼岸花/9月中旬

   紅葉/11月頃



津山城下町の姿をいまなお残す町並

城東町並保存地区(作州城東屋敷/箕作阮甫旧宅/城東むかし町家)…なまこ壁や防火用の袖壁・卯建(うだつ)のある古い家が軒を連ねる旧出雲街道沿いの保存地区。約1.2kmにわたり鍵型に折れて続く通りは、敵が侵入してきた際に行き止まりと思わせるための構造をしています。“だんじり”を展示する作州城東屋敷や、幕末の洋学者・箕作阮甫(みつくり・げんぽ)が少年時代を過ごした旧宅、津山の代表的商家であった梶村家の住居、城東むかし町家などの内部を見学することができます。

保存地区での主なイベントに『城東灯籠祭り/8月下旬』『津山城東むかし町/11月上旬』があります。



扇形機関庫

 

津山の扇形機関庫は、昭和11年に建設され。全国でも珍しい現存している扇形機関庫はわずかで17線あり、京都の梅小路に次ぐ全国でも2番目の大きさです。車輌の方向転換をするための転車台は、昭和5年に設置され、現在も使用されています。機関庫内には、国内で1台のみ製造された、国産最大最強のエンジンを積んだディーゼル機関車「DE50形」1号機、「キハ52-115」「キハ33-1001」などが保存されています。津山扇形機関車庫は一般公開(要予約)されていています。

 問い合わせ先:TEL086-225-1179JR西日本岡山支社営課

 

 



後醍醐天皇と児島高徳ゆかりの地

 

後醍醐天皇と児島高徳を祭神として19世紀に建立され、朝廷から勅号の「作楽神社」という社名が下された。『太平記』によれば、備前国の武将、児島高徳が、隠岐へ流される後醍醐天皇の奪回を企てるおりにこの地に宿泊したとされる。その時に庭の桜の木に無念の句を彫り込んだともいわれている。「天莫空勾践時非無范蠡」と10字の詩を書いて立ち去った。これは故事からの引用で、児島高徳は、後醍醐天皇を勾践に、范蠡を自分自身にたとえて、帝を慰めたとされる。この詩が刻まれた桜は「忠義桜」と呼ばれ、昭和初期には上記エピソードをもとにした歌が作られ、全国に知られるようになった。また、境内には君が代の歌に登場する“さざれ石”がそのモデルとして祀られています。4月の第2日曜日には作楽区神社春季大祭が行われ、境内では武道の奉納などが行われる。