Vol.008 奈良エリア編

春日大社

奈良県奈良市春日野町にある神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で平城京の守護の為に創建された御社で本殿向って右から、第一殿 茨城県の鹿島神宮から迎えられた武甕槌命(タケミカヅチのミコト)、第二殿 千葉県の香取神宮から迎えられた経津主命(フツヌシのミコト)、第三殿 天児屋根命(アメノコヤネのミコト)と第四殿 比売神(ヒメガミ)は大阪府枚岡(ひらおか)神社から、それぞれ春日の地に迎えて祀られている。奈良時代の神護景雲二年(768年)、現在地に四所の神殿が創設された。


東大寺法華堂(三月堂)

東大寺建築のなかで最も古く、寺伝では東大寺創建以前にあった金鍾寺の遺構とされる。不空羂索観音を本尊として祀るためのお堂である。旧暦3月に法華会が行われることから、法華堂、また三月堂ともよばれる。

当初は寄棟造りの正堂と礼堂が軒を接して建つ配置であったが、鎌倉時代、礼堂を入母屋造りに改築して2棟をつないだ。正堂は天平初期、礼堂は鎌倉時代の建築である。


東大寺二月堂は、奈良県奈良市の東大寺にある、奈良時代創建の仏堂。現存する建物は1669年の再建で、国宝に指定されている。旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われることからこの名がある。二月堂は平重衡の兵火、三好・松永の戦いの2回の戦火には焼け残ったが、寛文7年(1667年)、お水取りの最中に失火で焼失後に再建された。本尊は大観音、小観音と呼ばれる2体の十一面観音像で、どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏である。