Vol.004 滋賀編

長浜城は羽柴秀吉が築いた居城です。織田信長から拝領した「今浜」と呼ばれていたこの地を信長の名から一字拝領し「長浜」に改名し築城しました。山内一豊が城主を務めたこともありましたが、江戸時代に長浜城は廃城となり、その資材は彦根城の築城に流用され、彦根城の天秤櫓は、長浜城から移したものと伝えられています。

 

彦根城は、現在の彦根市街地の北部、標高約136mの独立丘陵に位置し。関ケ原で勝利した徳川家康が、石田三成の近江18万石を取り上げ、井伊直正にこの地を与え。直正は三成の居城・佐和山城を取り壊し、すぐ近くに城を築こうとしたことに始まる。直正死去後は家督を継いだ直継により、彦根山に1603年(慶長8)から大坂の豊臣家への備えとして徳川による支援を受けた天下普請として築城を開始し、1606年(慶長11)に三重三階の天守を含む一期工事が完成。すべての工事が完了したのは1622年(元和8)。築城計画からゆうに20年がかりの月日を経て完成したものである。

長浜城

彦根城